ASUS X205TAに再度Windows 10をクリーンインストールしてみました

  • 最終更新:2023年8月3日19:09
  • 投稿日時:2016年4月27日10:00
  • カテゴリ:Hardware, Tech, Windows
ASUS X205TA本体

あれっ、こんなに面倒くさかったかな…

妻のお母さんの使っているパソコンが壊れてしまったので、このASUS X205TAを使ってもらうことにしました。

早速、再度Windows 10をクリーンインストールしてみることにしましたよ。
久しぶりに、じっくりこのX205TAと付き合うことになったのですが、はて、こんな入れ直すの面倒くさかったかなぁ…
今後、また入れ直す時のことも考えて、備忘録として残しておきました。
ご参考になれば幸いです。

現在の環境

自分のMicrosoftアカウントで現在、Windows 10を動かしています。

もうWindows 8.1を使うことはないし、Windows 10でブータブルメディアを作っておけばいいか、という軽いノリで搭載されていたX205TAの隠しパーティションはありません。SSD64GBのモデルです。

  • 念のため、X205TAのBIOSを最新のものにあげてから、作業を実行してください。僕のようにまっさらな状態でWindows 10を動かしていた場合、FLUSH UTILITYが使えない恐れがあります。
  • Windows 8.1モデルの方は、アップグレードインストールを行ってWindows 10にしてからクリーンインストールを実行してください。

USBメモリにWindows 10インストールメディアを作成しておきます

詳しくはWindows 10が不調!速攻でUSBメモリーから再インストールする全手順を参考にしてください。

– 以下の順番で行います –

  1. マイクロソフトの『Windows 10のダウンロード』ページからメディア作成ツールをダウンロードします
  2. インストールメディアを作成します
  3. 言語、エディション、アーキテクチャを選択します
  4. 使用するメディアを選びます、USBメモリを選びます
  5. ダウンロードが開始されます

念のため、現環境のプロダクトキーを入手しておきます

プロダクトキーの確認にはWindows Product Key Viewerというソフトを使います。
ダウンロードされたzipファイルをダブルクリックで展開、winproductkey.exeをダブルクリックで起動し、キーを控えておきます。

先ほど作成したWindows 10インストールメディアからASUS X205TAにWindows 10をインストールします

インストールは、同じようにそのまま従っていけばいいのですが、X205TAのキーボードから入力できませんので、ソフトウェアキーボードを使って入力してインストール作業を進めていきます。
Windows10簡単操作アイコン
上記アイコンを押してスクリーンキーボードをクリックして使ってください。

Windows 10インストール後、ASUSのサイトからX205TAのドライバをインストールします

ドライバ類のダウンロードはこちらから。

今回

  1. (chipset)Chipset_Intel_Baytrail_X205TA_Win10_32_VER112.zip
  2. (オーディオ)Audio_Realtek_Win10_32_VER64101474290.zip
  3. (タッチパッド)SmartGesture_WIN10_32_VER405.zip
  4. (ATK)ATKPackage_Win10_32_VER100039.zip
  5. (無線)WLAN_Broadcom_Win10_32_VER59310320.zip

の5点をインストールしました。(2016年4月27日現在)

BIOSに関しては、僕はWindows 8.1の時に更新していたので必要がありませんでした。
上げるにはFLASH UTILITYをインストールしてから、それを使用してBIOSを更新します。
(2016年4月27日現在 Ver 2.0.8)
BIOSのバージョンを確認するには、以下のように確認します。

左下Windowsマークから設定ボタン

設定ボタン

更新とセキュリティ

回復

PCの起動をカスタマイズする「今すぐ再起動する」

トラブルシューティング

詳細オプション

UEFIファームウェアの確認

再起動ボタン

「BIOS画面でバージョン確認」

Chipset〜をインストールします

インストールすることでキーボードが使えるようになります。再起動すると

DptfPolicyLpmServiceHelper.exe
DptfPolicyLpmServiceHelper.exeを実行するか聞いてきます。
「このファイルを開く前に常に確認する」のチェックボックスを外した上で実行します。

デバイスマネージャーを確認

Windows 10デバイスマネージャー
を見ると、オーディオがびっくりマークがついていますね。
でも、他のデバイスをクリックすると「不明なデバイス」がありますので、そこを右クリックしてドライバソフトウェアの更新を行います。そうするとオーディオマークのびっくりマークも無くなっています。

Windows 10デバイスマネージャー
解凍したAudio_Realtek_Win10_32_VER64101474290.zipを選択すると、びっくりマークは解消されます。

SmartGesture_WIN10_32_VER405.zip
→トラックパッドにジェスチャーを行うことができます。

ATKPackage_Win10_32_VER100039.zip
→Fnキーを割り当てるためのソフト

それぞれインストールします。

Wireless Lanのドライバを更新します

ASUSのサイトの方が新しかったので「WLAN_Broadcom_Win10_32_VER59310320.zip」を組み込みます。

※Bluetoothドライバを試しに入れてみましたが、コンピューターの方が新しいと出て組み込めませんでした

Windows Updateなど行って最新の状態にして終了

-補足-
ひととおり上記作業を行った後、ASUS On-Screen Displayが組み込まれていました。
ASUS On-Screen Displayはコントラスト変更等のFnキーを使った操作で画面に表示するもののようですが、試してみたところ、Fn+F9の時しか使われないようです(他のFnキー表示は他ソフトが担当の様子)。したがって操作をオフにしています。

こちらに情報が載っております。

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