“Smart for four” をレンタルして、高速道・一般道を駆け抜けました(素人のレビュー…)

smart forfour(スマートフォーフォー)

smart forfour(スマートフォーフォー)

かわいい…

愛嬌のある顔立ち。それは…

“Smart for four”

今回、オリックスレンタカーのキャンペーンを利用して申し込みました。
果てさて、どんな印象だったのでしょうか。
素人が好き勝手に書いてしまいました…

Smart for fourのレビュー


あまりにウキウキしてしまい、レンタル開始20分前にはお店に到着。

smart forfour(スマートフォーフォー)
本日の相棒とご対面…
金色のSmartです。
今日はこのSmartに乗ってどこへ行こう…
お店の方と一緒にボディの傷チェックを済ませて早速ドライブ!

運転席周りをチェック


とても握りやすい、機能的なステアリングです。


「シートベルトを締めてと…」
このシートベルト、高さ調整が出来ますね。
それと、Smart for fourにはフットレストがありません。
アクセルペダルは一般的な吊り下げ式で、配置が真ん中寄りでした。

走り始めの印象

それではキーをひねってスタートします。
クリープがないですね、ちょっと戸惑いました。
アクセルペダルを踏み込んでみます。自分の感覚に対してワンテンポ出遅れてしまう感じですね。
ここは慣れの部分だと思いたい…

すごいすごい、小回り性能

そして、最初の交差点。
左へ曲がってみると…

「おーーーっ、なんて小回りなんだ!」
と思わず声が出てしまいました。
このSmart for fourは、エンジンが後ろ、駆動も後ろのRR(リアエンジン・リアドライブ)。
最小半径4.1mの小回り性能は伊達じゃない!
ですから “とにかく軽い! ひたすら軽い! とことん軽い!”
この感覚は、ちょっと他の車で味わうことが出来ません。
駐車スペースに止めるときも、いつもの調子で止めようとするとラインを踏んでしまう…

「少しでもこの小回りをお伝えしたい!」
と思いましてこんな動画を用意しました。
ちょっと遠くから撮影したので分かりにくいかもしれませんが、よろしかったらご確認ください。

乗り心地

固めの印象。
まだ2,000km程度の距離しか走っていないことが影響しているのかもしれません。もう少し距離が伸びればこの固さも和らぐのではないでしょうか。したがいまして、段差を乗り上げた時も “ドンドン” と固く、突き上げた感じがしました。同時に、剛性の高さは走るとすぐに分かりました。Aセグメントのクラスですが、1クラス上の車に乗っている印象です。背の高いSmart for four(全高 1,545mm)ですが、カーブではほとんどロールが発生しないことも安心感につながりました。

オーディオ

今の時代の流れなのでしょう。CDプレーヤーなど付いておらず、その代わりにUSBポートが搭載されていて、スマートフォンと接続することでいろいろコントロール出来るようになっていました。音楽のコントロールはプレイヤーからもスマートフォンからも可能でした。僕のiPhoneには2,000曲ほど入っているのですが、プレイヤーから行うと目的の曲を探すのが大変… コントロールはiPhoneで行いました。この標準搭載されているプレイヤーですが、音質はいたって普通です。その “普通” というのをどう表現すればよいのか分からないのですが、もし、自分がこのSmart for fourを購入したら、真っ先にこの標準の4スピーカーを変えると思います。

シートヒーター

季節は春なのに “ON” にするのですか。
「はいっ、一度試してみたかったので!」
シートヒーターが付いている車に乗ったことが無かったのですが、快適ですね…
わずか数分でジワジワと暖かくなり、座面だけでなく背もたれも暖かくなりました。
2~30分で電源がオフになりました。

高速、今更ながらクルーズコントロールに感動、ロードノイズが…

高速に入りました。

日曜日の朝、京葉道路下り線。
お天気にも恵まれて、それなりに道は混んでいました。宮野木JCTから東関東自動車道に入り終点の潮来ICまで向かいます。
東関東自動車道に入ったころには、自分の周りに走っていた車がいつの間にかいなくなっていました。
では、そろそろ “クルーズコントロール” を使ってみましょう。Smart for fourに搭載されているこのクルーズコントロールは、前車追従型ではない、速度を固定させる一般的なものです。驚きだったのが、1リットルの、決して潤沢に馬力・トルクがあるわけではないエンジン(最高出力71ps/最大トルク91Nm)なのに、大人2人とそこそこの荷物を積んでいたのにも関わらず、上り坂でも “90km/hなら90km/h” ときっちり定速で走ってくれたこと。当たり前なのかもしれませんが、感動しました。

高速で走っていて一番気になったのはロードノイズの大きさでした。”ゴー” という音がやけに大きいです。一方、前席とエンジンとの距離が離れていることで、殆どそのエンジン音が聞こえて来ませんでした。

ちょっと一息… Smart for fourの画像をUPしました

smart forfour(スマートフォーフォー)
大栄PAで一息つきました。

いつもの調子で駐車スペースに止めようと思ったら、線からはみ出してしまい修正することに…
それにしても小さい…

smart forfour(スマートフォーフォー)
後ろからも1枚撮影しました。


トランクが開けにくかったですね。
慣れるまでどこのボタンを押したら良いのか分かりませんでした。
真ん中にある黒いボタンを押して開けます。


トランク内部です。
2人で1泊分の旅の荷物は入れられそうです。


後席の背もたれを倒してみました。
このように荷物の積載量を増やす事ができます。


トランクのカバーを剥がしてみたところ、六か所、ねじ止めされていました。
緩めてみました。


エンジンが見えました、コンパクトに収まっています。


ボディ後・左側にエアダクトを発見しました。
エンジンが後ろにあることを印象付けます。


後ろ斜めから運転席を撮影しました。


後席を撮影。
身長176センチの僕が座ると、頭も足も、拳1個も入りません。


シフトレバーが少し短いのが気になりました。


後席のドアを開けてみました。


後席のウィンドウは自動で開閉しません。
スイッチを解除して…


このように空気を抜けさせることができます。


前席はパワーウインドーが付いています。


ドアミラーは自動で格納することができません。
手動で “エイッ!” と折り畳みます。


運転席側にはサングラスを収納するケースが付いていました。


ステアリング右下には、衝突警告音機能 パークトロニック(リア)のスイッチが付いていました。


運転席と助手席との間にはアームレストが付いていました。


こちらのアームレストを上げると…


シガーソケットが見えました。


Smart for fourの折り畳み式電磁式キーです。
この折り畳み式電磁式キーに付いている丸いスイッチを押すとキーが出てきます。


スマートのロゴを配したフロアマット。


こちらがエアコンパネル、指でスワイプして温度調節。


今回お借りしたSmartにはガラスルーフがついていました。


カバーを開けてみました。

一般道での印象

潮来ICに到着し、茨城県道50号線→国道124号線を使って銚子方面へと向かいました。一般道を走るときに試してみたかったのは
“6速DCTのマニュアルモード”
ここで試してみます。
あれっ、回転数を表示する画面がありません。ステアリングに付いている矢印ボタンで画面遷移させてみたのですが、やはりありません。その代わり、と言っては何ですが、画面下に数字が表示されており、今、ギアが何段かと言うことは分かりました。とりあえずアクセルを踏みこみ続けてみましょう。すると、その数字の隣に “↑” と表示されました。なるほど、このタイミングでギアを上げていけばいいのですね。上り坂では “↓” が表示され、回転数を上げてね、と促してくれました。

ブレーキ

1時間ほど走ったでしょうか。Smart for fourの運転にも慣れてきたようです。といっても、相変わらず速度を自然に落とすことができません。このSmart for fourにはブレーキアシストが搭載されており、普段、そんなハイテクな機能が付いていない車に乗っている僕にとっては苦手な機能です。どの位の加減で踏んだらいいかよく分からないのです。信号で止められる時は、ブレーキを踏み続け、且つ、丁寧にギアを落とすようにしました。

アイドリングストップ

普段、そんなハイテク(本日2回目)が搭載された車に乗っていない僕は、この自分の感覚に対してワンテンポ遅れてエンジンが再始動する感じに馴染めず、信号で止まっている時はハンドブレーキをかけて、アイドリングストップさせない暴挙!?に出ました(何のこっちゃ…)。

驚異の燃費!


ここは本当にお伝えしたい!
今回、高速を2/3程度、一般道は1/3程度の割合で走り、188.7kmを走行しました。
そして、7リットルの給油。
「んっ、待てよ!」

これはもしかしてもしかすると…
“リッター 26.9km” の燃費!

思わず顔がほころびました…

で、結局、Smart for fourについてまとめますと…

素人があまりに好き勝手に、このSmart for fourについてレビューさせていただきました。
一言で言いますと “クセ” があります(決していい表現ではありませんね…)。別にここまでミニマムな車を選択しなくても、とも思います。
今回200km程度の走行でしたが、座面短いからなのか、それともフットレストがないからなのか分かりませんが、左足のももの裏側が痛くなりました。

「いやいやでもちょっと待って下さい!」

1リットルのエンジンにRRのレイアウト。
クイックに曲がり、経済的にも優れたこのかわいいクルマは「うーんっ…」と思っていた欠点も、それも “個性” だと思って、その欠点もすべてを吹き飛ばし、オーナーの良き相棒となることでしょう。

普段のお買い物から遠出まで発揮するこのSmart for four。
今回お借りしたオリックスレンタカーでSmart for fourを借りられますので、ご興味ある方は、まず一度試乗されてはいかがですか。

Smart for fourの動画を紹介

“Smart for four” のエクステリアを撮影しました。

“Smart for four” のインテリアを撮影しました。

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