OS(iPad,iPhone)には、Reudoキーボード “RBK-3200BTi” が最高!

  • 最終更新:2021年7月7日20:33
  • 投稿日時:2017年3月16日21:53
  • カテゴリ:Hardware, iPad, iPhone, Tech

勝手に思っているのです…

このサイトを開設してからキーボードの重要性に気づき、次から次へと購入しているKiimiです。
日々、拙い文章を書くのに、何種類かBluetoothキーボードを試してみた中で “これだっ!” と思って今日まで使っているのが、タイトルにもあります

「Reudo RBK-3200BTi」

という製品です。
今よりも、よりしっかり使いこなすため、取扱説明書を見直してみました。

「Reudo RBK-3200BTi」について学びます

キーボードの準備

  1. 矢印部のラッチを押すと左右に開きます。
  2. 電池ボックスの蓋を矢印方向へスライドさせて開きます。
  3. 単四乾電池2本を極性を間違えないように電池ボックスへ入れます。
  4. 電池ボックスの蓋を元通りにはめます。

着脱式スタンドの使い方

キーボードには液晶画面が見やすいように携帯電話を立て掛けるスタンドが内蔵されており、キーボード本体から取り外して使用することができます。

  1. 矢印方向にスタンドを引き出します。
  2. 丸印部分を持ち、上方向に持ち上げながら引き抜きます。
  3. 必要に応じて背面サポートを引き出します。
  4. 携帯電話等をスタンドへ立て掛けます。

中折れ防止ロック

スタンド収納部の下側には、キーボードを操作中に中央部から折れないよう固定するためのスライド式ロックレバーがあります。レバーを右へスライドさせ 「Locked」表示が出る状態になればロックされます。

ご注意:
キーボードを折りたたむ時は、必ずレバーを左側へ戻しロックを解除して下さい。
ロックされたまま無理にキーボードを折りたたみますと破損する恐れがあります。

LED表示

キーボード右上端部にはLEDが2つあります。

左側:ペアリングLED / 右側:電池警告LED

Bluetoothボタンを3秒ほど長押ししますと「ペアリ ングLED」が青色に点滅し、キーボードがペアリングモード(他のBluetooth機器から検索可能な状態)になります。
ペアリングに成功または失敗(タイムアウト)するとLEDは消灯します。ペアリングのタイムアウト時間は10分間ですので、時間内に成功しないとスリープモードに入りLEDが消灯します。「電池警告LED」はキーボードの電池残量が少なくなると赤く点滅します。点滅を始めたらお早めに新しい電池と交換して下さい。

ホスト機器との接続(ペアリング)

Bluetoothを利用するには、あらかじめ機器同士を接続登録(ペアリング)させる必要があります。HIDプロファイルのキーボードをペアリングさせる手順は、ホスト機器(スマートフォンなどキーボードを利用する機器)によって多少異なりますが、ここではiPhone(iOS 5)とのペアリング手順を説明します。iPad, iPod touchでも同様の手順です。

  1. キーボードを「ペアリング・モード」にする
  2. Bluetoothボタンを3秒ほど長押ししますと、「ペアリングLED」が点滅します。ペアリングのタイムアウト時間は10分間です。時間内に以下2~3の手順に成功しませんと、キーボードがスリープモードに入りLEDが消灯します。

  3. iPhoneでBluetooth機器の検索を実行する
  4. iPhoneのメニューで「設定」「一般」「Bluetooth」を開き BluetoothをONにしますと周辺のBluetooth機器を検索します。本キーボードは最初に「Keyboard」と表示され、その後「REUDO RBK-3200BTi」に変わります。本キーボードが表示されましたら、画面上の本キーボードにタッチします。

  5. 接続成功
  6. iOSホストとのペアリングでは、パスキー入力は不要です。 接続に成功しますと、iPhoneでは接続状態表示が「接続されました」に変わり、本キーボードのペアリングLEDは一瞬早い点滅になった後、消灯します。

切断・再接続

  1. 無通信による自動切断
  2. 本キーボードは10分間無通信状態(キー入力なし)が続きますと、自動的にスリープ状態になり接続を解除します。どれかのキーを押せば数秒~20秒程で再接続します。

  3. 切断
  4. 本キーボードと接続先機器のBluetooth接続を解除するには下記の方法があります。

    • キーボードを閉じる(折りたたむ)(。キーボードの電源OFF)
    • キーボードを「ペアリングモード」にする。(他の機器との接続など)
    • 接続先機器で切断操作を実行したりBluetoothをOFFにする。
    • 接続先機器の電源を切る。
    • キーボードの電池を取り外す。

  5. 切断後の再接続
  6. 接続先機器をBluetooth通信可能な状態にして本キーボードでどれかのキーを押せば自動的に再接続されます。再接続までには数秒~20秒程度掛かります。ただし接続先機器との互換性によっては自動再接続できない可能性もあります。自動再接続ができない場合は、下記の対処法をお試し下さい。

    1. 本キーボードのBluetoothボタンを押してペアリングLEDが点滅状態で、ホスト機器のBluetooth設定で「REUDO RBK-3200BTi」にタッチする。
    2. Bluetooth設定で「REUDO RBK-3200BTi」とのペアリングを解除(削除)し、最初からペアリング手順をやり直す。

マルチペアリング機能

  1. 4台までのホスト機器とのペアリング情報を記憶
  2. 本キーボードは4台の機器とのペアリング情報を記憶できます。複数の機器でキーボードを利用する場合でも、それぞれの機器と1度ペアリングを行えば、キーボードを開いて、どれかキーを押すだけで、ペアリング情報が記憶されているホスト機器の中で、優先度の高い順に接続を試み、接続可能なホスト機器の中で最も優先度の高いものに接続されます。「接続可能なホスト機器」とは、Bluetoothの通信範囲(約10m)にあり、電源・BluetoohがONになっているホスト機器です。

  3. 自動再接続の優先順位
  4. 付近に接続可能なホスト機器が複数存在する場合は、「最後に利用(接続)した機器」から優先的に、自動再接続されます。ペアリング(接続登録)した順ではなく、実際に利用(接続)した順になりますので、別の機器と接続する都度、次回の優先順位も入れ替わります。
    5台目のホストとペアリングしますと、優先順位が最下位のホストは登録から削除されます。

    操作の順番(例) —> 次回再接続時の優先順位
    1. Aとペアリング —> A
    2. Bとペアリング —> B > A
    3. Aと接続(利用) —> A > B
    4. Cとペアリング —> C > A > B
    5. Bと接続(利用) —> B > C > A
    6. Dとペアリング —> D > B > C > A
    7. Eとペアリング —> E > D > B > C (Aは登録から削除) 


    再接続までの時間は、優先順位が高いホストは短く(数秒)、低いホストは長く(最長20秒) なります。

  5. 優先順位の低いホストと接続するには
  6. 接続可能なホスト機器が2台以上あり、その中で優先順位が最上位ではないホストと接続したい場合は、下記2通りの対処法があります。

    1. 接続したいホストよりも優先順位が上位のホストのBluetoothをOFFにするか電源を切り、接続不能にした上で、キーボードのいづれかのキーを押して自動再接続する。
    2. 本キーボードのBluetoothボタンを押してペアリングLEDが点滅状態で、ホスト機器の Bluetooth設定で「REUDO RBK-3200BTi」にタッチする。(再ペアリング)
    ペアリング情報の消去(リセット)

下記の操作で、本キーボードに記憶されているペアリング情報を消去できます。

  1. 本キーボードから電池を1本だけ取り外す。(電源OFF)
  2. ”N”、”E”、”W”の3キーを同時に押したまま、電池を入れる。(電源ON)
  3. ペアリングLED(青)と電池警告LED(赤)が交互に数回点滅した後、ペアリングLEDだけが点滅状態になる。

サポートする入力方法(ローマ字入力のみサポート)

  1. かな入力はサポート対象外となります
  2. 本キーボードは「ローマ字入力」でのご利用を前提にキー配列を設計しており、いわゆる「かな入力」はサポート対象外となります。ホスト機器のOSが「かな入力」に対応していれば、本キーボードでの「かな入力」も可能です。ただし、「かな入力」は「ローマ字入力」よりも多くのキーを使用するため、キー数が通常のJISキーボードよりも少ない本キーボードでは、一部入力できない文字があります。また弊社では「かな入力」の検証は行いませんので、「かな入力」利用時の制限事項等のお問い合わせには、お答え致しかねます。

  3. iOSの入力方法の設定
  4. iOS 5.0以降では、Bluetoothキーボードの入力方法で「ローマ字入力」と「かな入力」を選択できます。
    「設定」-「一般」-「言語環境」-「キーボード」で、「日本語テンキー」および「日本語フルキーボード」を開きますと、「ハードウェアキーボード配列」項目で、「U.S.」または「JIS」を選択できますが、これは「キー配列がU.S.かJISか」の設定ではなく、「ローマ字入力」か「かな入力」かの設定で、「U.S = ローマ字入力」、「JIS = かな入力」です。 キー配列は、どちらを選択しても「英語キーボード配列」になり、本キーボードの印字通りに正しく入力できます。(次ページ参照)

キー配列と特殊キー

  1. キー配列
  2. 本キーボードは、USキーボードに準ずるキー配列になっています。USキーボードは、一部の記号を入力するキーの位置や組み合わせがJISキーボードとは異なります。例えば「Shift + 2」の組み合わせでは、USキーボードは「@」、JISキーボードは「”」です。これは、キーボードが出力するコードが異なるのではなく、同じコード(Shift + 2)を受けた時のOS側の反応が異なるためです。OS側のキー配列と一致するキーボードを利用しませんと、キーの印字通りに正しく入力されません。
    iOSでは、Apple純正以外のBluetoothキーボードは全て「USキーボード」と認識され、OSの設定で変更は出来ません。そのため、本キーボードはiOSでキーの印字通りに正しく入力されるようUS配列を採用しています。MacOSではキー配列の変更が可能です。システム環境設定のキーボードで、キーボードの種類を「ANSI(米国その他)」を選択すれば、正しく入力出来ます。                         

  3. 半角英数/全角かなの切替
  4. iOSやMacOSではスペースキーの左右にある「英数」「かな」キーで切替できます。
    半角英数/全角かなの切替方法は、キーボードが決めているものではありません。OSやIME(日本語入力システム)で決められていますので、キーボードをお使いのホスト機器のOSやIMEによって切替方法が異なります。一例を下記します。

    Windows OS
    JISキーボードモードでは「~」(最上段左端)、USキーボードモードでは「option + ~」
    Android OS
    IMEによります。「shift + スペース」や「option + スペース」で切り替える機種が多いですが、「~」で切り替える機種(IME)や、キーボードでは切替不可能な機種(IME)もあります。
  5. iTunesメディアキー(iOS専用)
  6. Fnキーと右記キーの同時押しには、iTunesの操作機能が割り当てられています。

    巻戻し 再生・停止 早送り 消音 音量down 音量up
  7. その他のiOS専用特殊キー
  8. home → 「ホーム」画面に戻るキー。本体の「ホームボタン」と同じです。

    Fn + 1 → ソフトウエアキーボードの 表示/非表示の切替。
    Fn + 2 → spotlight検索。
    Fn + 3 → フォトフレームモード。(iPadのみ有効)
    Fn + 4 → スクリーンロック。

    control、Fn、cmd、optionキーの機能は、ホスト機器のOSやアプリケーション・ソフトに依存します。iOSのキーボード・ショートカット機能は、基本的にMacOSに準じていますので、MacOSの機能を参考にして下さい。ただし、MacOSで利用できる機能がすべてiOSでも利用出来る訳ではありません。

レビュー

Reudoキーボード “RBK-3200BTi” の1番のおすすめは打ちごこちの良いキータッチ、そして、複数の端末とペアリングができること。

折りたたみタイプは入力時たわんでしまって打ちづらいイメージがあるかと思いますが、こちらのReudoキーボード “RBK-3200BTi” にはLockスイッチが付いていて、そのたわみを防止してくれます。更にキーのストロークが深く、軽快に入力が行えることが “RBK-3200BTi” の価値を引き上げます。

Macお決まりのショートカットキーが使えるのも作業効率を引き上げます。

取扱説明書のところでも注意書きがありましたが、気をつけていただきたいのは “RBK-3200BTi” が英字配列であるということ。JIS配列に慣れてしまっていたので、慣れるのにちょっとだけ時間がかかりました。

キーボード底面にある “Homeボタン” を誤って押してしまい、ホーム画面を表示させてしまうこともしばしば…

それでも、使えば使うほどその良さが分かるReudoキーボード “RBK-3200BTi” 。iPad,iPhoneを活かすには最高の相棒だと思います。家電量販店に行かれましたら、一度お手にとって確かめてみてください。

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