2016年春から本格導入するETC2.0について調べてみました

  • 最終更新:2016年11月17日21:52
  • 投稿日時:2016年3月7日15:27
  • カテゴリ:Hardware, Life Hack, Tech
ETC2.0

ETC2.0

ETC2.0。
「これ一体なんぞや?」

ということで調べてみました。

「ざっくりいうと…」

  • ETC2.0とは、従来のETC(料金所をノンストップで通過)を進化させたもの。
  • ETC2.0で利用される通信は、DSRC(専用狭域通信 Dedicated Short Range Communications)と呼ばれており、全国の高速道路等に設置されている「ITSスポット(通信用アンテナ)」との間で、高速・大容量の相互通信を自動的に行う。

今のところ、下記の情報提供サービスが予定されています。

  1. 渋滞回避支援
    例えば、箱根から埼玉の自宅に帰る場合、箱根→東京→埼玉の道路状況が分かって都内の渋滞回避ができる。最大1,000km分の道路交通情報が提供されるため、郊外から首都圏に入る時点で首都圏全体の所要時間を受信でき最適ルートを選択可能(ETC2.0対応カーナビゲーションが必要)。
  2. 安全運転支援
    今、走っている道路の合流地点情報や出口情報、落下物や合流注意地点、先の見えない急カーブなど、画像で提供(ETC2.0対応カーナビゲーションが必要)。
  3. 災害時支援
    高速道路を通行中地震、津波など、災害発生と同時に災害発生状況と併せて、注意喚起し、支援情報を画像で提供。落ち着いた行動がとれる(ETC2.0対応カーナビゲーションが必要)。
  4. 圏央道でのETC2.0搭載車の高速料金割引
いずれは… ITSスポットでの双方向通信で、こんなことも可能に(※導入予定)

  1. 渋滞等を迂回する経路を走行したドライバーを優遇。また、ETC2.0に従って、渋滞を避けて高速を降り下道を走って再び高速に復帰しても割引は継続。
  2. ガソリンやドライブスルーなどを自動決済。

で、調べてみて感じたのは…

今回はETC2.0の車載機導入を見送ります。2024年、現行のカーナビシステムの通信を行っている「VICS」が終了予定で、それまでにETC2.0に移行をはかるようですが、まだ8年間という猶予がありますね。
いずれはETC2.0の普及を目的に優遇措置や助成金が出ると思いますので、導入するなら、そのタイミングにしようかと考えています。
また、スマホとの連携が強化されたら欲しいですね(カーナビ持っていませんので…)。

でも、新しいもの好きなそんなあなたには…
ただ、今こんなETC2.0の車載機が出ていますよ。

GPS付発話型ですので、これ単体で音声での情報取得が可能です。
画像情報は当然出てきませんので、そのあたりはいかがでしょうか。

「なぜ、勧めてしまったのでしょうか…」

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