“10万km走行車のメンテナンス” と “パーツの基礎知識” について調べました

  • 投稿日時:2017年7月29日14:19
  • カテゴリ:Life Hack

「我が家の車は…」

なんとか10万kmを超えました。

自分で言うのもなんですが、今乗っている車は大変お気に入りで、普段から丁寧に乗ることを心がけてきました。
そのお陰でしょうか、10万km超えた現在も元気で走ってくれています(たまたまいい個体に当たったのだろうと思いますが…)。長い間運転している車は体に馴染んでいますので、もうちょっと今の車を乗り続けたいと思っています。

とは言いましても…
「車齢12年」「10万km over」のこの車にもう少し乗るには、ここでしっかりとしたメンテナンスが必要です。ベストに近いコンディションで乗り続けるには、どのような点検・メンテナンスを行っていけばいいのでしょうか。

いつものようにネット検索して情報をまとめました。
ご参考にしていただければ幸いです。

どこを点検する? どこをメンテナンスする?

いきなり走行不能に陥るなど、稀にどこか壊れることがあるのが5万km台~7万km台あたりの距離。ブッシュ(ゴム製緩衝材)やショックアブソーバーが寿命を迎え始めるのが、ちょうどこの5万km台~7万km台の距離が多いのです。
その距離を乗り越えると、節目の10万km!

車検でカバーできない範囲に出てくるトラブル

10万km目前、あるいはすでに超えている車というのは、人間でいえば中年から初老にさしかかる位のイメージだそうです。もし、若い頃に無理をしていたのなら、その反動が出る時期(ごもっとも…)。車も同じで、人間と同じように精密検査をして法定整備では見つけられない不具合を確認すべきです。

10万km前後になったら一度、整備工場に診てもらうのが一番です。

10万kmが到達したらここをチェックします

それでは、点検・交換すべき点はどこでしょうか。

タイミングベルト

エンジンのピストン運動の中核を担う部品。ピストン運動に不可欠な吸気と排気のタイミングを調整するのが役目です。タイミングベルトは10年または10万km以内での交換が推奨されていますが、この時期を待たずに交換することが多くあります。というのも、エンジンという車の心臓の中核を担う部品であるため、このベルトが切れるなどして機能しなくなると車が動かなってしまうからです。しかも厄介なことにこのタイミングベルト、エンジンルームを開けなければ見えないため、素人がきちんとした交換の時期を見極めるのはほとんど不可能。タイミングベルトの点検方法に関しては、整備工場に総点検を頼むか、車検や定期点検のタイミングで見てもらうように頼むのが最適とのこと。

スパークプラグとプラグコード

ガソリンと空気の混合気を爆発させるための火花を散らすのがスパークプラグ、火花を散らすための電気をプラグまで通すのがプラグコードです。これもタイミングベルトと同様エンジンを動かすのにとても大切な部品。「壊れる前の交換」が必要です。交換の目安は通常は4万km、プラチナやイリジウムを使っているものであれば10万kmです。とはいえ、エンジン始動時に “かかりが悪いな” と感じたら消耗している可能性があります。こちらもエンジンルームを開けなければ交換できず、また特殊な工具も必要になるので、タイミングベルトのように工場の方にお願いしてしまうのがおすすめです。

ダンパー

車の乗り心地を左右するサスペンション。
サスペンションアーム、スプリング、そしてダンパーで構成されています。ダンパーはスプリングの中に通っている棒状の部品。中にオイルを充填することで路面から伝わる振動や衝撃を和らげる役割があります。この中のオイルが劣化するとこの役割が果たせなくなるため、路面コンディションをそのまま感じることになってしまいます。特に小さい子供がいる場合は、乗り物酔いも起きやすくなります。10万kmが交換推奨タイミングではありますが、乗り心地が悪くなったと思ったら交換します。

ATフルード

ATのギア内部に入っているオイルです。
変速やエンジンの動力をタイヤに伝えるのが役割の液体なのですが、走っていく内に不純物やサビが入り込むなどしてどんどん劣化していきます。こうなると変速ショックが不自然に大きくなったり、車の動力性能そのものに影響を及ぼします。もし運転していて違和感があったらATフルードの劣化を疑います。カー用品店などではこのオイルを売っていることもありますが、ATというのはかなり複雑な作りをしています。無理せずに一度プロに相談します。

オルタネーター

自動車を動かすのには大きな電力を必要とします。その電気を溜めておくバッテリーが存在するわけですが、毎回コンセントにつないで充電するわけにはいきませんので、車には発電機が付いています、それがオルタネーターです。これが消耗してくると電力消費に対して供給が追い付かなくなり、バッテリー上がりの原因になります。電力の低下(エアコンやエンジン始動不調など)を感じた際には、バッテリーやオルタネーターが消耗している可能性があります。これが動かなくなるとパワステも作動しなくなりますし、エアコンも効きません。

目に見えるゴム製品は自分でチェック!

緩衝用や密閉用など、用途は様々ですが車には多くのゴム製品が使われています。先ほど挙げたタイミングベルトもそうですが、ドアの隙間を埋めるためのパッキンなどにも使われています。タイミングベルトのような車の根幹にかかわる部品は別ですが、パッキンなどは自分の目で見て、使用感で交換が必要かが分かります。

まとめ

走行距離10万km前後の車に必要なメンテナンスを行うのに、安心して乗れるようにメンテナンスした時にかかる費用はだいたい30~50万円ほどです。

普通に走っていて気になったのは足回りですね。
ブッシュ・ショック・ブレーキ周り…
セルモーター・スパークプラグも交換したいところ。

結構お金がかかりそうです。
仕方がありません、好きなものですから…

「また、頑張って働きます…」

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