PCとiPhoneを繋げて個別の容量を確認すると「その他」の部分が多いので、空き容量を増やそうと思って「すべてのコンテンツと設定を削除」をしたら面倒くさい状態に陥った話
どうにかならないものかと考えて試してみたら…
僕の持っているiPhone(iPhone 6)は16GB。
アプリやデータが肥大化している現在、16GBというのは本当に辛く少ない容量です。当然、やり繰りにも苦労します。
iPhoneの容量の状況を確認したいと思い、PCとiPhoneを接続してiTunesを立ち上げ
「どの項目にどれだけの容量を使っているか」
を見てみました。
すると…
「その他」
と書かれたものがiPhoneの容量を圧迫していました。
「その他って、なんやねん?」
詳しくはこちらをご覧いただくとして…
調べてみたところ
「削除したアプリの残骸(削除しきれないデータ)や、iOS側のアプリ側で一時的に記録したデータといった、すでに不要となってしまったもの」
などで構成されているのだそうです。
ググりもせず
PCとiTunesを繋いでデータのバックアップをとり「すべてのコンテンツと設定を削除」を選択。iPhoneを初期状態にして、その後、先ほどとったバックアップのデータを復元させれば空き容量が増えるかな…
と軽い気持ちでやってみたのが運の尽き、大きな勘違いをしていたのですね…
PCとiPhoneでバックアップを取っておけば
「データは完全にバックアップできているであろう」
と思っていたのです。
その通りの作業を行った後
「何かおかしい… 心なしかアプリの数が少ない…」
当然ですね。
「完全」ではなく「ほとんど」のデータをバックアップが出来るということなのですから。
では、ここで確認。
PCとiTunesでバックアップをした場合、以下の状態が保存されます。
- 連絡先・よく使う連絡先
- アプリのデータ(アプリ自体と一部のデータは保存されません)
- アプリの設定・環境設定・書類などのデータ
- ウェブページに自動入力する内容
- カレンダーのアカウント
- カレンダーに登録している予定
- 通話履歴
- カメラロールの写真・ビデオ
- Game Center のアカウント
- ホーム画面のアプリの配置
- アプリ内で購入したもの
- メールアカウント・Wi-Fi・ウェブサイト・アプリのパスワード
- 位置情報の使用を許可したアプリ・ウェブサイト
- メールアカウント(メールそのものはバックアップされません)
- インストールされているプロファイル(別のデバイスには復元できません)
- マップアプリのブックマーク・検索履歴
- Microsoft Exchange のアカウント設定
- ネットワーク設定
- Nike+iPod のワークアウトと設定
- オフラインのウェブアプリのキャッシュ・データベース
- 登録されている Bluetooth デバイス
- Safari のブックマーク・Cookie・履歴・オフラインデータ・現在開いているページ
- 保存されている変換候補
- iMessage・SMS・MMS のメッセージ
- ボイスメモ
- 壁紙
- ウェブクリップ
ちなみにiCloudですと
- カメラロールにある写真・ビデオ
- デバイスの設定
- アプリのデータ
- ホーム画面のアプリの配置
- iMessage・SMS・MMS のメッセージ
- 着信音
- ビジュアル・ボイスメール
といった感じです。
App Storeでは、今までの購入アプリを全て見直した上で、改めてダウンロードし直すことに…
更には、僕のお気に入りである「dマガジン」アプリのアカウントが真っさらになっていて、こちらも設定し直さなければならないハメに。
ちなみにここに至るまで、更に焦ったことがありました。
いろいろと経験してみないと分からないことが多いですね…