待ってたよ,iPad OS 13.1.1早速導入!PCとiPadとのやり取りにはApple純正 ”Lightning – SDカードカメラリーダー“を導入して、SDカードから直接開くことができるか試してみた
長いタイトルですが、僕にとって非常に重要なことですので…
iPad OS 13.1.1に更新して一つ検証してみたいことがありました。PCとiPad間でストレスなくスマートにファイルのやり取りを行いたかったのです。lightningという特殊なポートを考慮した上でのやりとりを色々思案した結果、今回はiPad miniにSDカードリーダーを接続し、SDカード内にある手持ちのファイルが直接開けるかどうか試しました。
SDカードリーダーですが、下手に安いものを買って後悔したくなかったので、Apple純正のLightning – SDカードカメラリーダー(MJYT2AM/A)を導入しました。
今回、SDカードの用意したのは、以下の5種類です。
- SDHCカード 32GB
- microSDカード 2GB
- microSDHCカード 32GB
- microSDXCカード 64GB
- microSDXCカード 400GB
microサイズに関しては、microSD→SDアダプタを介して検証しています。さぁ、果たして上手くいくのでしょうか。
目次
Apple純正、lightning-SDカードカメラリーダーで認識するのか
まずは “SDHC32GB” をカードリーダーに装着して試してみました。
画面左側真ん中見えますか。
“SDHC32GB”
と表示され認識していることがわかります。
“SDHC32GB” をタップしてみるとしっかりフォルダ表示されました。[★いろんなファイル] フォルダ内にいろんなお試しファイルを入れています。
ファイルはリーダーから直接開くことができるのか?
mp4ファイル
[★いろんなファイル] フォルダ内に試して見たのは
“6-2.mp4”
動画ファイル(mp4)です。lightning-SDカードカメラリーダーから直接再生が可能でした。全く問題ありません。
mp3ファイル
“dancing queen.mp3”
お次はmp3ファイル(音楽)です。クイックプレビューでしょうか、こちらもそのまま再生できました。
pngファイル
“きゅーぴー.png”
画像ファイル、pngファイルですね。mp3ファイルと同様、クイックプレビューで開くことができました。全く問題ないですね。
txtファイル
“サンプル.txt”
テキストファイルです。
mp3ファイル、pngファイルと同様、クイックプレビューで開くことができました。
pdfファイル
“サンプル.pdf”
pdfファイルも、クイックプレビューでしょうか。いずれにしろファイルの中身を確認することができました。
docxファイル
“図形.docx”
Microsoft Wordのドキュメントファイルも開いてみました。
これまた問題なく開くことができました。
zipファイル 「一癖あります」とりあえず回避の方法も残しておきます
“テキスト.zip”
さて、ここで一つ問題となったのが圧縮ファイルでした。
あらかじめWindows PCでzipファイル(圧縮)しておいたものなのですが、解凍(伸張)させたかったのですが、この伸張ボタンを押して確認したところ…
“操作を完了できませんでした。引数が無効です”
と、あぁ無情な表示が…
「それならば」
と一旦他のファイルアプリに持っていて伸張させてみてはどうかと思いまして、File Explorer Proアプリにコピーして再度試してみました。
画面はFile Explorer Proアプリのフォルダ内に移動したところです。画面の空いているところに “ロングタップ” するとコンテキストメニューが出てきますので、タップして “新規フォルダ” を作成しました。
この “テキスト.zip” をtestフォルダ内に入れました。
さぁ、無事解凍できるのでしょうか。
タップするとFile Explorer Proアプリが立ち上がり、画面が遷移しました。
“テキスト.zip” の右側にある上下3つのポッチをタップすると…
多くのメニューが出てきました。
[書庫を展開] をタップします。
[書庫を展開 テキスト.zipを展開しますか?]
と出てきますので “書庫を展開“ をタップしました。
展開はできたのですが、残念ながらファイル名は文字化けしてしまいました。
本来なら “テキスト.txt” と表示されるはずでしたが…
今後のバージョンアップに期待したいところ。もしかしたらアルファベットで構成しているファイル名なら文字化けしなくてもすむのかも…
この文字化けした “.txtファイル” を開いてみましたが、ファイルの中身は特に問題ありませんでした。
他のSDカード類は認識するのでしょうか。microサイズにアダプタを付けて検証
SD2GB
その他のカードについて見ていきましょう。
まずは “SDカード2GB” です。
画面左側、しっかり “2GB” と認識しています。
microSDHC32GB
“microSDHC32GB” はどうでしょうか。こちらも画面左側に注目してください。しっかり認識しています。
microSDXC64GB
“microSDXC64GB” はどうでしょうか。大丈夫、特に問題なく認識出来ていました。
microSDXC400GB
最後は唐突に容量を増やしました。
“microSDXC400GB” です。Untitledと書かれていますが、フォーマットしたときに「SDXC400GB」と書き忘れただけで問題なく認識出来ています。
まとめ「SDカードリーダーはPCとiPad(iPhone)とのやりとりに大変有効!」
いかがでしたか。
iPad OS 13.1.1に更新することで、ファイルアプリからSDカードに詰め込んだファイルたちを直接立ち上げられることが証明されました。ファイルアプリは階層構造になっていますので直感的に操作ができるようになりました。これは、価値あるアップデートだと思います。ちなみに今回SDカードのフォーマットですがexFAT形式で行いました。なんてたって、WindowsもMacもexFATは対応しているので使い勝手いいですものね。
いずれにしろこれでカードリーダーがあることで、SDカードを介してiPad・PC間にファイルの受け渡しができることが嬉しいですね。容量の少ないiPad(iPhone)の解消法の一つとして覚えておいて損はないと思います。