iPhoneの容量不足を解消する方法を考えてみました

  • 最終更新:2016年11月17日21:47
  • 投稿日時:2015年4月6日10:00
  • カテゴリ:iPad, iPhone, Life Hack, Tech

wg-c10

「iPhone使ってますか?」

僕はSIMフリーのiPhone6、最小容量の16GBモデルを使っています。
非常に満足して使っているのですが、今更ながら「ケチってしまったことを後悔…」しています。少ない容量をやりくりするのには、いろいろと工夫が必要になることを改めて痛感…

最初の頃はDropboxなどのクラウドサービスを使っていたのですが
例えば「Dropboxに入っている曲を聴きたいな」と思って[アクセス→タップ]してから曲が鳴り出すまでに結構な待ち時間(環境にもよりますが10数秒程度)にイライラ…

あと、もう一つ問題があって、iOSのファイラーアプリ(Good Reader)の場合、デバイスを起点としているので、クラウドからファイルを開くのではなく、そのデバイス(iPhone)のファイラーアプリに一旦ダウンロードしてから開くので、これらの処理に時間がかかるのも悩みでした。

そんな二つの問題を解消しようと思って、僕は次のように運用してみようと考えました。

ポータブルワイヤレスサーバーを利用する

wg-c10_sokumen
「簡易のポータブルワイヤレスサーバーを持ち歩いてそこにアクセスするのはどうか?」
そう思い、以前購入したソニーのWG-C10というモデルを引っ張り出しさっそく設定してみることにしました。

このモデルは「SDカード・Memory Stick(共用)」やUSBメモリを挿すことで簡易のファイルサーバーが実現できます。SDXCにも対応しているようです(僕はSDHCしか持っていないので未検証)。
WG-C10からiPhoneに接続して充電することも可能です。
その場合、USBポートに挿しているUSBメモリを抜かないといけませんが…

※ちなみにUSBポートに挿さっているのは「BuffaloのRUF3-PSのUSBメモリー」です。

さてさて、スマホと連携させるには専用のアプリが必要になってくるのですが、生憎WG-C10を管理するアプリ(PWS Manager)はバージョンアップがされておらず放置されたまま。iOS8.2(2015年3月現在)でこのアプリを立ち上げて、SDカードに入れたファイルをタップして曲を流そうとすると強制終了してホーム画面に戻ってしまうのです。

アプリはFile Explorerがおすすめ

となると、次は、SMB接続できてサーバーからストリーミング再生できるアプリは無いか、と思って検索したところ
file_explorer_icon
「File Explorer」というアプリを見つけました。
無料と有料の2タイプが存在しており、今回のように1ヶ所だけ繋ぐ場合はフリー版で実現できます。非常に使いやすく安定したアプリでしたので、後日、僕は有料版(2015年3月現在・500円)を購入しました(自宅のNASやクラウドストレージなど複数設定したい場合は有料を選択することになります)。

File Explorerの場合、ストリーミング再生が可能です。
MOV,MP4,M4V,MPV,AVI,XVID,MKV,RMVB,WMV,FLV,MP3,AAC,AIFF,WAVのファイルをサポートしています。
意外とこういったアプリが見つからなかったので非常に重宝しています。ただ、このアプリをWi-Fiを使って繋ぐとなると、問題となるのはLTE回線との共存ですね。曲をストリーミング再生しながらネットも閲覧したい…
僕はWi-Fiの設定を以下のように設定しています。

wg-c10_ip

IP 192.168.xxx.xxx
任意のIPアドレス
サブネットマスク 255.255.255.0
ルーター WG-C10のIPアドレス
DNS 入力しない
設定後、DNSの欄がなぜか「1」と表示されます

lteとwi-fiを同時につなぐ
Wi-Fiのアイコンが表示されず、ストリーミング再生しながらLTEでの通信が可能となりました。

参考 File Explorerの設定

wg-c10_file_explorer

表示名 wg-c10
わかりやすい名前
IPアドレス 192.168.xxx.xxx
WG-C10のIPアドレス
ポート 445
SMBで繋ぎます。新しく共有設定を作るときにMac.Windows.Linux/UNIX.NAS etc…と選べるかと思いますが、ポート番号が445になっていれば大丈夫です
ユーザー名 user
WG-C10自体にユーザー名やパスワード入力する欄がありませんので、適当な名前にしています
パスワード 空白

注意)WG-C10はユーザー名、パスワードを入力する欄がありませんので、必ず、WG-C10の暗号化設定はしておいてください

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